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巻き返し誓う若き侍…シントトロイデンDF冨安&MF関根が新シーズンへ意気込み

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シントトロイデンDF冨安健洋(左)とMF関根貴大

 ベルギー1部のシントトロイデンを経営するDMMが25日、都内で会見を行い、在籍するDF冨安健洋(19)とMF関根貴大(23)が映像で出演した。

 オフィシャルサプライヤーを務めるデサントが展開する『アンブロ』ブランドのユニフォームを新シーズンから着用する冨安は、「肌さわりが良く、軽いのでとても動きやすい生地になっている」と新ユニフォームの印象を語り、関根は「新しいチームのユニフォームを着ると身も心も引き締まる。着やすさが第一にある」と答えた。

 今年1月に福岡からシントトロイデンに完全移籍した冨安だったが、なかなか出場機会をつかむことができず、出場はプレーオフの1試合に限られた。本人も「まったく試合に絡めずに悔しい思いも、苦しい思いもした」と振り返りつつ、「今年はレギュラーとして1年間試合に出続けることを目標に頑張りたい」と意気込みを示した。

 昨季、浦和からドイツ2部のインゴルシュタットに完全移籍した関根は、第3節でデビューを飾ったものの、その後は国内杯に1試合出場したのみでシーズンを終えた。完全復活を狙う今季はシントトロイデンに期限付き移籍で加入し、戦いの場をベルギーに移した。今月21日には浦和の日本代表DF遠藤航の完全移籍が基本合意したことが発表されており、「日本の選手が活躍することで、このチームを成長させていけると思う」と話すと、「自分はアシスト、ゴールという結果を残してチームに貢献したい」と力強く語った。

 昨季のベルギー1部で10位となったシントトロイデンの18-19シーズン開幕戦は28日に行われ、サークル・ブルッヘと対戦する。

(取材・文 折戸岳彦)
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