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早くも本領発揮のウタカ…元J1得点王が2ゴールの徳島、福岡を振り切り2連勝!

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[7.25 J2第25節 徳島3-1福岡 鳴門大塚]

 J2第25節が25日に行われ、15位徳島ヴォルティスはホームで6位アビスパ福岡に3-1で勝利した。前半32分にFWピーター・ウタカの加入後初ゴールで先制し、同36分に福岡のMF城後寿に同点弾を許したが、後半2分にMF岩尾憲がPKで勝ち越し点をマーク。直後の同3分にはウタカの2点目でリードを広げ、リーグ戦2連勝を飾った。

 徳島は開始から続いた福岡の攻勢に耐え、前半32分に均衡を破る。中央のMF前川大河がスルーパスを出し、PA内左に抜け出したウタカがワントラップから左足でゴール右へ。6月14日に完全移籍で加入した元J1得点王は、出場2試合目で移籍後初ゴールを挙げた。

 しかし、福岡もすぐさま反撃。前半36分、FWドゥドゥからPA手前右のFW石津大介につながると、石津がMFシシーニョのチェックを受けてボールが流れる。これが城後へのパスのような形となり、4試合ぶりに先発した“福岡のキング”はPA内中央から右足で冷静にゴール左に蹴り込む。城後は待望の今季初得点となった。

 追いつかれた徳島だったが、後半1分にPA内左にドリブルで持ち運んだ前川がMFユ・インスに倒され、PKを獲得する。同2分にPKキッカーを務めたのは岩尾。左に飛んだGK圍謙太朗の逆を突いて右足でゴール中央に決め、2戦連発となる今季3得点目で再びリードを奪った。

 さらに後半3分にはウタカが魅せる。MF山瀬功治が頭で処理しようとしたボールが裏へ飛ぶと、ウタカがトラップと同時に抜け出す。飛び出したGK圍を左に持ち出してかわし、そのまま左足で流し込んだ。

 ウタカの連続ゴールで3-1とした徳島は、終盤の相手の攻撃を抑えて逃げ切りに成功。敗れた福岡は6月23日の第20節・アウェー大分戦(0-1)以来の黒星を喫した。

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