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ともに勝ち越せずドロー決着…熊本は10戦、山口は6戦未勝利

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[7.25 J2第25節 熊本2-2山口 えがおS]

 J2は25日に第25節を開催し、えがお健康スタジアムでは、ここ9戦未勝利(2分7敗)で20位のロアッソ熊本とここ5戦未勝利(3分2敗)で5位のレノファ山口FCが対戦した。前半17分にFW安柄俊の得点で熊本が先制するも、同42分と同アディショナルタイムにMF小野瀬康介がネットを揺らした山口が逆転。しかし後半18分にFW皆川佑介がゴールを奪い、試合は2-2の引き分けに終わった。

 前半8分にゴールを脅かしたのはホームの熊本だった。右サイドから送られたクロスに反応した安柄俊がヘディングで合わせたものの、シュートはポストを叩いて先制点を奪うには至らず。しかし同17分、後方から送られたパスで右サイドを駆け上がったMF田中達也のクロスをファーサイドに走り込んだ安柄俊がヘディングで叩き込み、熊本が先制に成功した。

 しかし前半42分、GK吉満大介が蹴り出した鋭く弾道の低いキックが敵陣右サイドに走り込んだMF小野瀬康介に届くと、PA内に侵入した小野瀬が寄せてくる相手選手をかわして左足シュートでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。さらに同アディショナルタイムには左サイドのFW山下敬大が送ったクロスを小野瀬がヘディングで叩き込み、山口が一気に逆転に成功した。

 2-1と山口がリードしたまま後半を迎えると、同18分に熊本が同点に追い付く。右サイドをドリブルで運んだ安柄俊の弾道の低いクロスを、ゴール前に走り込んだ皆川が左足で押し込んでスコアを2-2とした。後半33分にはDF前貴之が2度目の警告を受けて退場となり、山口が数的不利に陥るが、その後スコアは動かずに2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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