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「我々は家族なんだ」アーセナル指揮官エメリ、エジルへの全面サポートを強調

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アーセナルはメスト・エジルのサポートを約束

 アーセナルウナイ・エメリ監督は、ドイツ代表引退を発表したMFメスト・エジルへのサポートを強調した。

 現在シンガポールでプレシーズンツアーを行っているアーセナル。このツアーから、ロシアW杯に参戦していたエジルも合流しており、26日にはインターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)でアトレティコ・マドリーと対戦する。

 しかし、エジルの周りは落ち着く気配がない。W杯前にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と面会したことを発端にメディアやサポーターから激しい人種差別的な批判を受け、これを理由にドイツ代表からの引退を発表。この決断には、選手やOB、反人種差別団体などから様々なコメントが上がっている。

 渦中のエジルだが、エメリ監督は『Goal』に対し、信頼と全面的なサポートを強調している。

「代表チームと我々とは別のものだ。我々とともに、彼が素晴らしいシーズンを送れると信じているよ。それは個人的な決定であり、クラブの全員が彼を助け、そのクオリティを発揮できるようにサポートしてくれることを望んでいるよ」

「彼がアーセナルを家のように感じて欲しいと思っている。我々は家族なんだ」

 またエジルの決断を尊重するとし、チームとして批判や意見は受け入れつつ進んでいかなかればならないと語った。

「決断は尊重する。彼はそれがベストだと考えており、理由も説明した。それに敬意を表するよ。経験があり、クオリティ、正しいメンタリティを持っている」

「我々はプロであり、働く全員がお互いに理解し合う必要がある。共に戦い、メンタリティとクオリティが必要なんだ。批判はある。だが、それがフットボールだ。私は全員の意見に敬意を払う」

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