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五輪代表との兼任に決意表明、森保新監督「不可能を可能に」

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就任会見に臨む森保一新監督

 日本代表森保一新監督が26日、都内で就任会見を行った。20年東京五輪代表監督との兼任に「2つの代表監督をするのは本当に困難なことだと思う」としながらも、「覚悟と感謝。2つの気持ちを持って職責を全うしたい」と所信表明した。

 00年シドニー五輪と02年日韓W杯で指揮を執ったフィリップ・トルシエ氏以来となるA代表と五輪代表の兼任。会見に同席した田嶋幸三会長は「技術委員会でも多くの議論をしたと聞いている」と指摘。そのうえで「その中で世代交代を実現するためには、この2つを兼ねているほうがよりスムーズにいくという意見もあった。そのメリットを選んだ」と説明した。

 森保新監督は自身に課された重要な任務として「世代交代。年代間の融合を図るということ」を挙げた。東京五輪世代からの突き上げをA代表に還元する。「一人でやるのであれば不可能なことだと思うが、日本サッカー界、日本代表を支えてくださる多くの方々の力を借りながらチームをつくっていけば、その不可能が可能に変わり、2つのチームを同時に見ていくことが大きな成果につながると思っている」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

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