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ナインゴラン放出の原因は大晦日の泥酔&タバコ動画に…ローマ指揮官が明かす

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ローマ指揮官がMFラジャ・ナインゴランの放出理由を語る

 ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコは、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューにおいて、MFラジャ・ナインゴランを放出した理由を明かしている。

 ナインゴランは今夏、4年半を過ごしたローマを退団し、恩師であるルチアーノ・スパレッティ率いるインテルへ移籍した。これまでローマに忠誠を誓っていたナインゴランだったが、一転してチームを去ることになった理由を指揮官のディ・フランチェスコが説明した。

「放出の理由は、金銭的な面だけでなく、過去に起きた出来事によるものだ。2018年の最初の試合で彼をメンバー外にしたことは、非常に物議をかもした。だがチームに規律を保ちたいのであれば、時には喜ばしくない選択もする必要がある」

 ナインゴランは昨年の大晦日に、泥酔状態でタバコを吸いながら暴言を吐く様子を動画で撮影。インスタグラム上で公開したことで問題視された。このため発覚直後に行われたアタランタ戦では、指揮官が同選手を招集外とする決断をしていた。ニンジャは過去にベルギー代表においても、喫煙の習慣などが問題視され、招集を見送られたことがあるが、今回もピッチ外での振る舞いにより、ローマ退団へ追い込まれたようだ。

 また同時にローマ指揮官は、サポーターに対しても、紳士的な振る舞いを求めた。

「スタジアムへ向かうと、小さい子供が目の前にいるにも関わらず、汚い言葉が飛び交っているのが聞こえる。非常に不愉快になるし、やる気が失せる。だがもっと我慢できないのは、自分のチームを応援するのではなく、相手チームを侮辱することを目的としているファンを目の当たりにすることだ」

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