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元ナイジェリア代表GKイケメが急性白血病で現役引退「家族や友人のために生きたい」

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元ナイジェリア代表GKカール・イケメが現役引退

 ウルバーハンプトンに所属する元ナイジェリア代表GKカール・イケメ(32)が27日、昨年7月に診断された急性白血病を理由に現役引退することを表明した。英『BBC』など複数メディアが報じている。

 イングランド生まれのイケメはウルバーハンプトンの下部組織で育ち、2003-04シーズンからトップチームへと昇格。期限付き移籍で数々のクラブを渡り歩き、2011-12シーズンからウルバーハンプトンに復帰した。

 復帰後は同クラブの正守護神として活躍していたが、昨年7月に急性白血病と診断され、チームを離れて治療に専念。同メディアによると、イケメは医者から健康のために現役から退くことを勧められ、24日にはチームメイトに引退の意思を明かしていたという。

 イケメは自身のSNS上で「長年のサポートをありがとう」とファンに感謝。そしてクラブ公式サイトを通じて「回復に向けてリスクを冒すわけにはいかなかった。私にとって健康が一番重要なことだ。私は子供、家族、友達のためにも生きていたい」と理解を求め、「今まで成し遂げてきたことに満足している」と現役生活を振り返った。

 また、ジェフ・シー会長は「カールは私たちにとってただの選手ではなく、私たちの兄弟であり、大事な家族の一員だ」とレジェンドGKを称えている。

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