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初先発イニエスタ得点絡まずも神戸、郷家→増山弾で暫定4位浮上!柏は3連敗

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イニエスタ先発の神戸が柏を下した

[7.28 J1第18節 神戸1-0柏 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸がホームで柏レイソルを1-0で下した。初先発したMFアンドレス・イニエスタは後半37分まで出場した。得点には絡まなかった。

 日本列島を東から縦断する予定の台風12号の影響が心配された試合だったが、2万2879人がノエビアスタジアムに詰めかけた。その多くの目的はやはりイニエスタ。その神戸の新背番号8はJリーグ2戦目で初先発を飾ることになった。

 神戸は前節からイニエスタらスタメン6人を変更。徳島から今夏加入したDF大崎玲央が神戸デビューを先発で飾った。出場停止だったMF三田啓貴も復帰した。対する柏は前節から2人を変更。MF細貝萌が2戦ぶりに先発復帰した。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤はイニエスタが会場を沸かせた。前線に積極的に顔を出すイニエスタは、前半2分にかかとで落としたパスでFWウェリントンのシュートをアシスト。同6分には浮き球をトラップで収めると、会場がドッと沸いた。しかし同22分にもカウンターからウェリントンとのワンツーで抜け出したが、得点は生まれない。

 ボール保持率で下回る柏も、カウンターからチャンスをうかがう。前半28分にはDFパク・ジョンスのロングフィードから攻撃参加していたDF小池龍太が収めると、スペースに叩く。これに反応したFW伊東純也が滑り込んで右足に当てるが、シュートは惜しくも左ポストに跳ね返された。

 スコアが動いたのは後半に入ってからだった。22分、神戸は最終ラインのDF渡部博文が左足で正確な縦パスを前線に通すと、反応したFW郷家友太がエリア内に侵入。左からゴール前に折り返すと、走り込んだFW増山朝陽が右足に当てて流し込み、先制点を奪う。増山はJ1では16年10月の名古屋戦以来となる通算2ゴール目。

 神戸は後半26分に増山に代えてFW渡邉千真、そして同37分にイニエスタがお役御免。MF松下佳貴と交代でピッチを後にする。逃げ切った神戸は2戦ぶりの勝利で勝ち点28。C大阪と試合のなかった札幌をかわして暫定4位に浮上。柏は3連敗で15位に後退した。

(取材・文 児玉幸洋)
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