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大分が岐阜を下して6戦ぶり白星、先制点の三平「最高です!」

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先制点を挙げた三平和司

[7.29 J2第26節 岐阜0-2大分 長良川]

 J2リーグは29日、第26節を行った。4試合が台風12号の影響で延期となる中、岐阜メモリアルセンター長良川競技場ではFC岐阜大分トリニータが対戦。前半のリードを守り抜いた大分が2-0で勝利した。

 2連敗中の岐阜は前半5分、MF三島頌平が反転からスルーパスを供給。FWライアン・デ・フリースがPA内に抜け出し、飛び出したGKの位置を確認してループシュートを放つが、枠を外れてしまい先制のチャンスを逃した。すると、試合は19分に動いた。大分はMF丸谷拓也が敵陣中央あたりから右足を振り抜くと、PA内にいたFW三平和司がボールを止めて冷静にゴールに流し込んだ。

 先制して勢いに乗る大分は前半30分、PA右脇のギリギリ外でFKを獲得。FW小手川宏基が右足でふわっとしたボールを送ると、ゴール前に飛び込んだ丸谷は合わせることができなかったが、オウンゴールにより2-0とリードを広げた。

 早い時間帯に1点を返したい岐阜は、ハーフタイムでデ・フリースを下げてDF長沼洋一を投入。勢いよくゴールに迫るが、最後のところで精度を欠いてしまい、決定的なシーンとはならない。28分には2枚替えを敢行。MF中島賢星とFW山岸祐也を下げ、MF風間宏矢とFW難波宏明をピッチに送り込んだ。

 リードしているものの、なかなか追加点を挙げられない大分も後半28分に2枚替え。三平とFW伊佐耕平に代え、FW藤本憲明とFW後藤優介を入れる。互いにチャンスが少ない中、岐阜は45分に右CKからファーサイドまで流れたボールをフリーのDF北谷史孝がヘディングシュート。しかし、バウンドがうまく合わず、ジャストミートしなかった。

 試合は集中した守りで岐阜に得点を許さなかった大分が2-0で勝利。6月23日の第20節・福岡戦(1-0)以来、6試合ぶりの白星を飾った。これにより、暫定ではあるが、順位を3位に上げた。一方の岐阜は3連敗を喫した。

 先制点を挙げた三平は、試合後のインタビューで「(6試合ぶりの白星は)最高です。丸(谷)はシュートを打ったと思いますが、いいトラップができて良かったです。勝てていなかった時もいいサッカーは出来ていた。やり続けて、やっと結果が出てきた。このままやり続けたい」と振り返った。

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