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18歳FWが劇的決勝弾!! 粘るアトレティコを振り切ったパリSGがICC初勝利

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ICC初勝利を収めたパリSG

[7.30 ICC パリSG 3-2 アトレティコ]

 インターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)が30日に行われ、アトレティコ・マドリー(スペイン)と対戦したパリSG(フランス)が3-2の勝利を収めて初白星を獲得した。

 前半11分にアトレティコがカウンターからゴールに迫ったものの、最終ライン裏に抜け出したFWケビン・ガメイロがループで狙ったシュートは枠上に外れてしまう。すると前半32分にパリSGが先制に成功。右サイドのDFコラン・ダグバが送ったグラウンダーのクロスに反応したDFライビン・クルザワが放ったシュートは相手選手に当たってコースが変わったものの、こぼれ球をMFクリストファー・ヌクンクが蹴り込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負ったアトレティコは前半41分に決定機を創出。しかし、MFロドリゴ・エルナンデスのラストパスからゴール前でフリーになったFWルシアーノ・ビエットのシュートは、カバーに入ったDFケビン・リマネにゴールライン上でクリアされてしまい、ネットを揺らすには至らなかった。

 1-0とパリSGがリードしたまま後半を迎えると、後半7分に再びアトレティコがゴールを脅かすが、DFフアンフランのクロスの流れからビエットが放った至近距離からのシュートはゴール左に外れた。同21分にはパリSGのFWムサ・ディアビがミドルレンジから強烈な左足シュートを放ったものの、クロスバーを叩いて追加点とはならなかった。

 しかし後半27分、アトレティコのパスミスを奪ったFWティモシー・ウェアのラストパスを受けたディアビが左足シュートでネットを揺らし、パリSGがリードを2点差に広げる。

 しかし、ここからアトレティコが反撃。後半30分にCKの流れからFWビクトル・モジェホが蹴り込んで1点差に詰め寄ると、同41分には左サイドをドリブルで運んだFWボルハ・ガルセスのクロスがオウンゴールを誘って試合を振り出しに戻す。だが後半アディショナルタイム、高い位置から激しいプレッシャーをかけて相手のミスを誘うと、18歳FWビルジリュ・ポストラチが鮮やかな左足ミドルを突き刺し、パリSGが3-2の勝利を収めた。

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