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「将来、アイツはA代表になる」市立船橋MF井上怜からの推薦状

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注目高校生MF井上怜(市立船橋高、左)が「将来、A代表になる」選手として挙げたDF角田涼太朗(筑波大)

 日本代表はロシアで開催されたW杯で2度目となる決勝トーナメント進出。大会後も“代表ブーム”の盛り上がりは続き、4年後やその先の日本代表の活躍が大いに期待されている。

 ゲキサカでは日本代表の将来を担う現高校生世代の注目選手に質問。これまで対戦した選手や、所属チーム、選抜・代表チームでともにプレーした選手の中から「コイツは将来、A代表になる」と肌で感じた選手を教えてもらった。

 第4回は市立船橋高(千葉)のU-17日本代表MF井上怜選手。名門・市船の10番を背負うレフティーは「縦に仕掛けるという自分のストロングポイントは極めていかないといけない」というこだわりの縦突破から味方のゴールシーンを鮮やかに演出する。今夏のインターハイでも活躍が期待されるアタッカーは、「将来、A代表になる」と感じた選手について「角田涼太朗」の名を挙げた。

 DF角田涼太朗は昨年度、前橋育英高(群馬)のCBとして選手権初優勝に貢献。進学した筑波大では左SBとして早くも活躍している大型DFだ。空中戦の強さや守備範囲の広さなどディフェンス能力高く、左足キックや縦へのドリブルにも注目の存在。井上は一学年上の角田と日本高校選抜でともにプレーし、その実力を体感してきた。

 井上は「(将来、A代表になると感じたのは)角田涼太朗くん。本当に凄いなと思いました。後ろにいて本当に安心できるし、キックの質とかその前に上がってくる推進力とか高いし、サイズもあるんで、今まで一緒にやってきた中で凄かった」と賞賛する。なお、市船の先輩から2学年上のDF杉岡大暉(現湘南)の名を挙げた井上は、刺激を受けた先輩たちとA代表でともにプレーすることを目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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