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同点に追いつき仕上げはリンス…采配的中のFC東京が逆転勝利! 鹿島は安西の芸術ゴール実らず

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FC東京が鹿島に2-1で逆転勝利

[8.1 J1第19節 鹿島 1-2 FC東京 カシマ]

 2位FC東京が敵地で7位鹿島アントラーズに2-1で勝利した。前半13分に鹿島DF安西幸輝に先制ゴールを献上したが、前半19分にFW富樫敬真、後半32分に投入直後のFWリンスが決めて逆転に成功。2試合ぶりに勝ち点3を手にした。

 ホームの鹿島は前半13分に均衡を破る。左サイドに開いてパスを受けた安西がドリブルでPA左角付近へ持ち運び、MF東慶悟を抜き切る前に右足でカーブをかけたシュート。鮮やかな軌道でゴール右上隅に向かうと、GK林彰洋を右手をかすめてネットを揺らし、3試合ぶりとなる今季2点目を記録した。

 しかし、FC東京はすぐさま同点に追いつく。前半19分、FWディエゴ・オリヴェイラが力強いポストプレーから右に展開し、ボールを受けたDF室屋成がPA内右から右足で真横へ低く速いクロス。富樫が右足で合わせてゴール左に決め、移籍後リーグ戦初得点をマークした。

 1-1のままハーフタイムを迎え、勝ち越しを狙う鹿島は後半17分にPA手前中央でFKのチャンス。キッカーを務めたMFレオ・シルバが右足で低い弾道のシュートを放つが、わずかにゴール右へ外れた。

 FC東京は後半30分、D・オリヴェイラに代えてFW永井謙佑、富樫に代えてリンスを投入すると、この交代策が見事に的中する。

 直後の後半32分に永井がDF犬飼智也のクリアミスを逃さずに右サイドを抜け出し、右足でグラウンダーのクロスを供給。PA内中央にフリーで走り込んだリンスが滑りながら左足で合わせ、逆転弾を奪う。リンスの加入後初得点が決勝ゴールとなり、FC東京が今季リーグ戦の鹿島戦で“ダブル”を達成した。

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