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「都会を満喫できました」クラセン制覇の清水ユース、決勝前日は自由行動でリフレッシュ

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いったんリフレッシュして全国制覇を果たした清水エスパルスユース

[8.1 日本クラブユース選手権U-18大会決勝 大宮ユース0-2清水ユース 味フィ西]

 決勝戦まで進めば11日間で7試合という過密日程となった第42回日本クラブユース選手権(U-18)大会。猛暑の中でのタイトルを獲得した清水エスパルスユースは試合前日のトレーニングを約30分間の軽いランニングにとどめ、選手たちを“自由行動”でリフレッシュさせていたようだ。

 平岡宏章監督は試合後会見で、準決勝から決勝への“中1日”の休息日をリフレッシュに充てたことを明かした。選手への指示は「ラーメンはやめろ」「2年前のように遊びすぎるな」のみ。「田舎者のヤツらが新宿とか行ったみたいです」とほおを緩めた指揮官に送り出された選手たちは、映画やボウリングなど思い思いの休日を送ったという。

 この決断の裏には指揮官の高校、大学時代の経験も生きていた。「国体で優勝した時とかに、練習してなんだというよりも、頭をリフレッシュをしたほうが疲れが一番取れるのかなと思って決めました」(平岡監督)。選手たちを信じ、あえて自由を与えた作戦が奏功し、清水ユースは連戦の疲れを見せず。見事に16年ぶり2度目の全国制覇を果たした。

 主将で10番を背負うFW齊藤聖七(3年)は試合後、「しっかり自分たちの身体のこと、頭のことをよく考えてくれて、本当にすごい監督だなと思います」と指揮官の決断を称えた。前日は「ボウリングしました」という齊藤。決勝戦の90分間をしっかり戦い抜き、「身体を休めて、頭を切り替えられた」と“中1日”の効用を振り返った。

 また、大会MVPを受賞したGK梅田透吾(3年)も「良いのか悪いのかは意見があると思うんですが、おのおのリラックスして、結果としては休めて良かったと思う。だいぶリフレッシュできました」と好感触。「自分はそんなに何もしてないですけど、静岡は田舎なので都会を満喫できました」と満面の笑みを見せていた。

(取材・文 竹内達也)
●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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