ニューカッスルは2日、マインツの日本代表FW武藤嘉紀(26)について、完全移籍での加入を正式発表した。契約期間は4年で、移籍金は英『スカイ・スポーツ』によると950万ポンド(約13億8000万円)になるようだ。

　武藤は7月末にメディカルチェックを済ませており、あとはイギリスの労働許可証を取得するだけとなっていた。ニューカッスルにとっては今夏5人目の契約選手。また、ニューカッスルでプレーする日本人選手は武藤が初となる。

　クラブ公式サイトを通じて武藤は「ニューカッスルの選手になることができてとても嬉しいです。ファンの前でプレーするのを本当に楽しみにしています。ニューカッスル初の日本人選手として、このようなビッグクラブに加わるのは光栄なことです。良いプレーをして、ニューカッスルの歴史に名を刻みたいです」と意気込みを語った。

　また、チームを率いるラファエル・ベニテス監督は「ヨシノリ・ムトウを迎えることができて本当に嬉しく思う。私たちはずっと前から彼に注目していた」と明かし、「彼はチームにエネルギーとハードワークをもたらす。新シーズンに向けてチームがより良くなることを願っているよ」と期待を込めている。

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