チェルシーに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワの去就はどのような決着を見るのだろうか。同選手の代理人を務めるクリストフ・ヘンロタイ氏が現状を明かした。イギリス紙『ザ・サン』が伝えている。

　クルトワに関しては、かねてからレアル・マドリー移籍の可能性が取りざたされている。しかし、チェルシーはこれまで、移籍金4000万ポンド(約58億円)とみられるオファーを退けている状況だ。

　チェルシーは、クルトワとの契約が今季限りとなっており、今夏に売却しなければ来夏にフリーで手放すことを強いられる可能性がある。しかし、クラブはより高額のオファーを求めているようだ。

　代理人のヘンロタイ氏は、チェルシーに対してオファーを受け入れるようにうながしている。また、2人の子どもがスペインで生活していることから、クルトワが母国復帰を希望していることをクラブが認識済みだとし、以下のように話した。

「移籍はティボー次第とチェルシーが言っていると、至るところで読んだよ。ただ、彼は自分自身のため、最善の選択がレアル・マドリーに移籍することであることを、クラブに対して明らかにしている」

「彼は家族のそばにいたいと考えている。それにはチェルシーがオファーを受け入れることが必要だ」

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