華麗に決めた先制点を皮切りに前半3発!國學院久我山が強豪対決制す!
[8.7 総体1回戦 神戸弘陵高 0-3 國學院久我山高 鈴鹿]
夏の高校サッカー日本一を争う平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技(三重)が7日に開幕し、1回戦が行われた。三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)の第2試合では神戸弘陵高(兵庫)と國學院久我山高(東京2)が対戦。國學院久我山が3-0で快勝した。
ともにテクニカルな特長を持つ両チーム同士の対戦は、國學院久我山が快勝を収めた。高精度の左足を持つMF中浜悠斗(3年)と大黒柱・MF高野裕維主将(3年)を中心に攻撃を組み立てる神戸弘陵に対し、國學院久我山は攻撃的GK生垣海渡(3年)が積極的にビルドアップにかかわり、各選手が判断よくボールを前進させていく。
神戸弘陵は前半3分にFW小島大輝(3年)がヘディングシュート。一方の國學院久我山はセットプレーや10番FW宮本稜大(3年)のドリブル突破も交えて、相手ゴールに迫った。
拮抗した立ち上がりから國學院久我山がファインゴールを皮切りに神戸弘陵を突き放す。前半17分、敵陣中央で細かくボールを動かすと、司令塔のMF高橋黎(3年)が右サイドへボールをさばく。人数、手数を掛けた攻撃のフィニッシャーとなったのは右SB井上翔太(3年)。MF大窟陽平(1年)への壁パスのリターンを受けて抜け出した井上が、右足シュートをゴール左へ突き刺した。
鮮やか先制点。畳み掛ける國學院久我山は、直後にも縦パスでDFラインの背後へ抜け出した宮本がGKとの1対1から右足シュートを決めて2-0とする。國學院久我山はハイボールに対して安定していた生垣や、攻守に余裕ある動きを見せていた注目左SB竹浪良威主将(3年)を中心に守備面でも隙を見せない。
そして、高橋、MF福井寿俊(2年)、大窟の中盤トライアングルをはじめ、各選手がポジショニング良くボールを動かす。32分にもスルーパスで左サイドを抜け出した宮本が倒れながらも粘ってラストパス。クリアボールを左中間で拾った福井が右足シュートをゴール左隅に沈めて3-0とした。
3点ビハインドを負った神戸弘陵は、後半開始からMF高木颯太(3年)、FW永吉愛樹(3年)、FW吉田翔貴(2年)の3選手を同時投入。前への意識が強め、サイドのスペースを上手く活用した攻撃でCKの数を増やす。相手を押し込み続け、ゴールをこじ開けようとするが1点が遠い。20分にはカウンターから中浜が左サイドを攻め上がり、グラウンダーのアーリークロス。これに吉田が飛び込んだが、わずかに合わない。
國學院久我山は後半も1タッチパスをテンポよく繋いで相手の中盤を攻略。福井が巧みなターンから出したスルーパスで宮本が決定機を迎えたり、交代出場のMF山本航生(2年)の巧みなコントロールからの右足シュートを放つなど会場を沸かせる。
神戸弘陵はGK中村龍音(3年)のファインセーブで粘るも、追撃することができず。國學院久我山が強豪対決を3-0で制し、2回戦へ進出した。
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018
夏の高校サッカー日本一を争う平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技(三重)が7日に開幕し、1回戦が行われた。三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)の第2試合では神戸弘陵高(兵庫)と國學院久我山高(東京2)が対戦。國學院久我山が3-0で快勝した。
ともにテクニカルな特長を持つ両チーム同士の対戦は、國學院久我山が快勝を収めた。高精度の左足を持つMF中浜悠斗(3年)と大黒柱・MF高野裕維主将(3年)を中心に攻撃を組み立てる神戸弘陵に対し、國學院久我山は攻撃的GK生垣海渡(3年)が積極的にビルドアップにかかわり、各選手が判断よくボールを前進させていく。
神戸弘陵は前半3分にFW小島大輝(3年)がヘディングシュート。一方の國學院久我山はセットプレーや10番FW宮本稜大(3年)のドリブル突破も交えて、相手ゴールに迫った。
拮抗した立ち上がりから國學院久我山がファインゴールを皮切りに神戸弘陵を突き放す。前半17分、敵陣中央で細かくボールを動かすと、司令塔のMF高橋黎(3年)が右サイドへボールをさばく。人数、手数を掛けた攻撃のフィニッシャーとなったのは右SB井上翔太(3年)。MF大窟陽平(1年)への壁パスのリターンを受けて抜け出した井上が、右足シュートをゴール左へ突き刺した。
鮮やか先制点。畳み掛ける國學院久我山は、直後にも縦パスでDFラインの背後へ抜け出した宮本がGKとの1対1から右足シュートを決めて2-0とする。國學院久我山はハイボールに対して安定していた生垣や、攻守に余裕ある動きを見せていた注目左SB竹浪良威主将(3年)を中心に守備面でも隙を見せない。
そして、高橋、MF福井寿俊(2年)、大窟の中盤トライアングルをはじめ、各選手がポジショニング良くボールを動かす。32分にもスルーパスで左サイドを抜け出した宮本が倒れながらも粘ってラストパス。クリアボールを左中間で拾った福井が右足シュートをゴール左隅に沈めて3-0とした。
3点ビハインドを負った神戸弘陵は、後半開始からMF高木颯太(3年)、FW永吉愛樹(3年)、FW吉田翔貴(2年)の3選手を同時投入。前への意識が強め、サイドのスペースを上手く活用した攻撃でCKの数を増やす。相手を押し込み続け、ゴールをこじ開けようとするが1点が遠い。20分にはカウンターから中浜が左サイドを攻め上がり、グラウンダーのアーリークロス。これに吉田が飛び込んだが、わずかに合わない。
國學院久我山は後半も1タッチパスをテンポよく繋いで相手の中盤を攻略。福井が巧みなターンから出したスルーパスで宮本が決定機を迎えたり、交代出場のMF山本航生(2年)の巧みなコントロールからの右足シュートを放つなど会場を沸かせる。
神戸弘陵はGK中村龍音(3年)のファインセーブで粘るも、追撃することができず。國學院久我山が強豪対決を3-0で制し、2回戦へ進出した。
(取材・文 吉田太郎)
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