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[MOM2577]星稜FW尾崎佳洋(3年)_緊張の緒戦、開始直後にチームを落ち着かせるFK弾!

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星稜高(石川)のFW尾崎佳洋は先制FKを決めた(写真協力=高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.7 総体1回戦 星稜高4-1佐賀東高 四日市]

 その1点は味方を勇気づけるのには十分で、対戦相手の出鼻を挫くのにもじゅうぶんだった。

 試合開始わずか2分。チームが最初に得たFKはゴールに向かって左のペナルティエリア外。「キッカーは(左利きの)有馬もいたんですけど、位置的に右利きの自分が蹴った方がいいと」。星稜高(石川)のFW尾崎佳洋(3年)が右足で放ったボールは佐賀東高(佐賀)のDFに当たりゴールへ。全国大会の初戦、緊張するチームを安心させ勢いづける貴重な先制点を早々に奪った。

 試合の入り方には不安があったという。「プリンス(リーグ)とか、早い時間にやられることが多く、試合の入りをどうするか不安だった部分はあります。でも前夜のミーティングで監督に『祭りぐらいのつもりで大きな声を出していこう』という話をされて」。邪念を取っ払った先に待っていた先制ゴール。FKは1年時から結果を出していた得意分野。「2年の時は先輩がいて蹴らしてもらえなかった(笑)」ぶん、ゴールの感慨も格別だ。

 ポゼッションとサイド攻撃とセットプレー。これが星稜伝統の強みだが、今大会ではまた新たな武器が加わっている。

「いつもは自分たちでボールを持ってバイタルで回して得点を狙いに行くのですが、今日は相手のSBが上がってきたぶんそれができない部分もありました。一方で、監督がW杯を見に行って『カウンターやろうよ』と言い出し、走力面から鍛えてきたのですが、その形が要所要所で出てたのは良かったと思います」

 伝統と新味、両方のカギを握るFW、尾崎佳洋。その真の実力は、まだまだこれから披露されてきそうだ。
 
(取材・文 伊藤亮)
●【特設】高校総体2018

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