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北海が意地みせるも…サイド攻撃から得点奪った高川学園が16強入り

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FW鳥飼椋平(3年/9番)のゴールが決勝点に(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.8 総体2回戦 北海高2-3高川学園高 伊勢]

 8日、平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技2回戦が行われた。伊勢フットボールヴィレッジDピッチの第1試合では、北海高(北海道2)と高川学園高(山口)が対戦。接戦の末に3-2で高川学園が3回戦進出を決めた。

 プリンスリーグ中国の高川学園は前半14分、右サイドを突破したMF大澤一真(2年)が上げたクロスからオウンゴールを誘発し、先制に成功。さらに35分にはMF品部真完(3年)がPKをきっちり決め、2-0とリードを広げた。

 前半はシュート0本に終わった北海。後半に入って攻勢を強めると、6分にゴール正面で獲得したFKからMF杉山壮太(2年)がふわったしたボールをゴール前に入れ、混戦からFW阿部遼海(3年)が押し込んで1点を返した。

 北海としては、この勢いで同点に追いつきたかったが、給水タイム直前に痛恨の失点を喫してしまう。高川学園は後半19分、左サイドからMF野田康介(2年)が上げたクロスをFW鳥飼椋平(3年)が頭で合わせ、3-1。再びリードを2点差とした。

 北海は後半29分、左サイドでFKを獲得。キッカー杉山が入れたクロスからFW廣瀬拳太(2年)がヘディングシュートを決め、意地をみせる。しかし、反撃もここまで。試合はそのままタイムアップを迎え、高川学園が3-2で逃げ切った。

 勝利した高川学園は明日9日に行われる3回戦で、市立船橋高(千葉2)を下して勝ち上がった山梨学院高(山梨)と対戦する。

●【特設】高校総体2018

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