beacon

桐光学園、8人目決着のPK勝ち…流柏、市船連破の千葉1位習志野をシュート1本に抑える

このエントリーをはてなブックマークに追加

桐光学園がPK勝ち

[8.8 総体2回戦 習志野1-1(PK7-8)桐光学園 鈴鹿]

 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技の2回戦で、桐光学園高(神奈川2)は習志野高(千葉1)に1-1から突入したPK戦の末に勝利した。3回戦では明秀日立高(茨城)と対戦する。

 先制したのは桐光学園だった。前半11分、右CKからチャンスを作ると、FW敷野智大(3年)のヘディングで混戦が作られる。敷野が拾ってMF佐々木ムライヨセフ(2年)に出すと、佐々木は右足で流し込み、スコアを動かした。

 前半、シュートすら打てなかった習志野だが、後半4分に決定機。MF大舟翼(3年)のクロスはGKに防がれたが、こぼれ球を拾ったFW櫻庭晴人(2年)がコントロール。左足で沈め、試合を振り出しに戻す。結局、習志野のシュートはこの1本。ワンチャンスを確実にものにし、PK戦に持ち込んだ。

 PK戦は互いに譲らずサドンデスに突入。迎えた8人目、先攻の習志野はDF間山和真(2年)が失敗。後攻の桐光学園はDF内田拓寿(3年)が決めて、勝利を手繰り寄せた。

 県予選で流通経済大柏高、市立船橋高を連破して注目を集めた習志野だったが、初戦で姿を消すことになった。市立船橋も2回戦で敗れたため、千葉県勢の連覇は2で止まった。

(写真協力=高校サッカー年鑑)

●【特設】高校総体2018

TOP