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[総体]三浦学苑、初出場初優勝以来の勝利で未だ総体負けなし!

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三浦学苑高は未だ総体負け無し。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.8 総体2回戦 刈谷高1-2三浦学苑高 四日市中央緑地陸上競技場]

 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技(三重)2回戦、四日市中央緑地陸上競技場で行われた第1試合は、三浦学苑高(神奈川1)が、刈谷高(愛知1)に競り勝ち勝利した。

 2012年度の総体で初出場初優勝という快挙を成し遂げた三浦学苑。その時以来の出場でも初戦を突破した。

「刈谷さんはビルドアップに特徴があった。SBのオーバーラップやDF背後への抜け出しなどもあり、まずは守備からしっかりやっていこうと話しました」(三浦学苑・枝村隼人監督)。1回戦で大勝している刈谷の攻撃を警戒していた。

 試合の入りから安定した守備を見せつつ、先制にも成功した。11分。左サイドからDF青山樹(3年)がロングスロー。ゴール前が混戦になる中、FW川上渚(3年)が左足で押し込む。先制し意気上がる三浦学苑と焦りが出てしまった刈谷。この精神的ギャップが1分後のゴールにもつながった。刈谷DFのミスからFWウォーモハメッド(3年)が持ち込みシュート。刈谷GK近藤壱成(3年)が一度はセーブするものの、こぼれ球を三浦学苑MF浅沼駿吾(3年)が押し込んで2-0とした。

「失点0というのは県大会でもなかなかなく、逆転、逆転できたので前半を1点差ならなんとか後半勝負に持ち込めると思っていた」とは刈谷の佐藤朋生監督。0-2になってから攻勢に出るも三浦学苑の体を寄せてくる粘りの守備に得点機を作れなかったが前半34分、FW藤枝怜央奈(3年)が右サイドから上げたセンタリングをFW竹内龍(3年)が豪快なダイビングヘッドで決め1点を返した。

 前半終了間際の反撃弾の余勢に乗り後半開始から主導権を握ったのは刈谷。9分には左サイドの崩しからのセンタリングをゴール正面で竹内が再び頭で合わせるも惜しくもゴールの枠を外す。15分にも、竹内が抜け出しシュートを放つがDFがブロック。「相手は体を投げ出してくる守備をする。県大会ならボールを取られないシーンでもつつかれて触られた。チャンスもありましたが、ボールの置きどころやタイミングが少し違うだけでゴールできるかどうかが分かれる。これが全国のレベルと感じました」(佐藤監督)。三浦学苑の粘り強さに最後は屈した形になった。

 三浦学苑の枝村監督は「DFラインの隙間などを突かれた」と守備に反省点を見出しつつ「(前回優勝した)2012年度のチームに比べればどうしても個々の能力がない。そのぶんまとまりと粘り強さで勝負する。勝つときは粘り強さが発揮されるんですけどね」と自分たちのサッカーが全国の舞台である程度発揮できた手応えも得たようだ。守備が信条の三浦学苑。3回戦では強豪東福岡高(福岡)との対戦でどこまで自分たちのサッカーができるか。挑戦は続く。

(取材・文 伊藤亮)
●【特設】高校総体2018

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