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“山の日”に覚醒…F・アウベス2発の山形が上位東京Vに競り勝つ

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2ゴールを決めた山形FWフェリペ・アウベス

[8.11 J2第28節 山形2-1東京V NDスタ]

 暫定11位のモンテディオ山形が4位東京ヴェルディに2-1で勝利した。前半39分と後半2分にFWフェリペ・アウベスが連続ゴールを奪い、同11分に東京VのFW泉澤仁に1点を返されたが、逃げ切りに成功。リーグ戦2試合ぶりの白星を挙げ、ホームでは2連勝を飾った。

 山形は『山の日』に迎えたホームゲーム。チャンスの少ない展開が続いたが、前半39分に先制する。PA手前左でFKを獲得し、キッカーのMF三鬼海が右足で緩やかなクロスを供給。ニアでジャンプしたFWドウグラス・ヴィエイラの頭をかすめたボールにファーのフェリペ・アウベスが頭で合わせると、GK上福元直人の手を弾いたシュートがゴール右に決まる。フェリペ・アウベスは11試合ぶりの先発起用に応え、15試合ぶりに得点を挙げた。

 後半2分にも左CKを獲得し、キッカーの三鬼が右足でインスイングのクロスを入れると、ニアのFW藤本寛也がヘディングでクリアし損なったボールがファーへ。待ち構えていたフェリペ・アウベスが左足で流し込み、今季5得点目で2-0とした。

 東京Vは後半6分に古巣対決のMF佐藤優平、6月にG大阪から期限付き移籍した泉澤を同時投入。すると同11分、左CKの二次攻撃からFWドウグラス・ヴィエイラが頭で流したボールがPA内左へ飛び、フリーで反応した泉澤が右足でダイレクトシュートを放つ。GK児玉剛に触られながらもネットを揺らし、泉澤の加入後初ゴールで1点を返した。

 その後も厚みのある攻撃で相手を押し込んだ東京V。後半23分には左サイドからDF奈良輪雄太が右足でクロスを送り、アラン・ピニェイロがゴール右へ決定的なヘディングシュートを放つが、16試合ぶりに先発出場したGK児玉がスーパーセーブを見せて同点弾を許さない。

 山形は後半24分に2得点のフェリペ・アウベスを下げ、移籍後初出場となるFWブルーノ・ロペスをピッチへ。東京Vは同30分に最後のカードを切り、MF渡辺皓太との交代で古巣戦のFW林陵平を投入する。しかし、スコアはそのまま動かず、6試合ぶりの黒星で連勝が3でストップした。

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