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逆襲の名古屋!! ジョー3戦連発に金井2発、そして前田がダメ押し…粘る鹿島を振り切って3連勝

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名古屋グランパスが3連勝を飾った

[8.11 J1第21節 名古屋4-2鹿島 豊田ス]

 J1は11日に第21節を開催し、豊田スタジアムでは、最下位ながらも2連勝中の名古屋グランパスと6位の鹿島アントラーズが対戦。名古屋のホームゲームで最多入場者数記録を更新する43579人が詰め掛けた試合は、名古屋が4-2の勝利を収めて今季初の3連勝を飾った。

 ホームの名古屋は8月5日の第20節G大阪戦(○3-2)から先発1人を入れ替え、MFエドゥアルド・ネットが3試合ぶりに先発復帰。ネットに加え、MF前田直輝、DF金井貢史、DF丸山祐市、DF中谷進之介と今夏加入した新戦力5選手がスターティングメンバーに名を連ねた。一方、アウェーの鹿島は前節清水戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、FW土居聖真、MF三竿健斗らが先発起用された。

 序盤から鹿島がフィニッシュに持ち込む場面を作り出すが得点が奪えずに試合が進むと、前半27分に名古屋がゴールを脅かす。後方から送られたボールをFWジョーが落とすと、PA外から前田が強烈な左足シュートを放つも、ボールはポストを叩いてネットを揺らすには至らず。しかし同34分、高い位置でボールを奪って運んだジョーが左サイドの前田に預ける。狙ったワンツーは相手選手に阻まれたものの、こぼれ球をジョーが右足で蹴り込んで名古屋が先制に成功した。絶好調のジョーは3試合連続ゴールとなった。

 1-0と名古屋がリードしたまま後半を迎えると、同2分に中央突破したFW鈴木優磨がPA内まで運んで好機を創出するが、左足から放ったシュートは滑り込んだ丸山にブロックされて、同点ゴールとはならず。しかし同5分、鈴木のスルーパスからPA内に走り込んだ土居が左足シュートでネットを揺らし、鹿島が試合を振り出しに戻した。

 だが、わずか1分後の後半6分、前田のパスをPA左で受けた金井が切り返しから右足シュートを突き刺し、名古屋が再びリードを奪った。1点のビハインドを背負った鹿島は同15分にMF遠藤康に代えてMF安部裕葵をピッチへと送り込む。すると同25分、右サイドからPA内に走り込んだDF西大伍が金井のファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めた鈴木がきっちり蹴り込んで2-2の同点に追い付いた。

 同点に追い付かれた名古屋は後半32分、FW玉田圭司に代えて来季加入が決まっている特別指定選手のMF相馬勇紀(早稲田大)を投入する。すると同37分、ジョーの落としに反応した前田のボレーシュートがGK曽ヶ端準に阻まれると、こぼれ球を金井が蹴り込んで名古屋が勝ち越しに成功。さらに同アディショナルタイムには左サイドを駆け上がった相馬の折り返しを前田が蹴り込み、名古屋が4-2の勝利を収めた。


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