[8.11 J1第21節 神戸2-1磐田 ノエスタ]

　ジュビロ磐田は敵地で神戸に1-2で敗れた。2点をリードされて迎えた後半38分にPKで1点差に詰め寄ったが、完敗だった。

　ワールドクラスのプレーヤー2人の初共演に沸いた試合。FW大久保嘉人にとっても、イニエスタとはマジョルカでプレーした2006年以来12年ぶりとなる対決になっていた。

　磐田に電撃移籍してきて5試合目。期待されるゴールもまだ生まれていない。この日は前半34分に決定的なヘディングシュートを放ったが、GKキム・スンギュの好セーブに阻まれてしまった。

　古巣神戸戦での完敗。「イニエスタだけじゃなく、ほかの選手も(中盤にボールを)入れようという意識がある。チームとして良くなっている」と相手を評価すると、決定機逸については「ナイスGKでしたね」と一言。そして「これまでと似たような展開ですけど、ボールの触りに行こうとしても、どこで行こうかなと探り探りやっている。早く慣れないといけない」と自らにプレッシャーをかけていた。

(取材・文　児玉幸洋)

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