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日章学園は逆転負けも示した可能性。早稲田監督「この先の選手権にどう活かすか」

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敗れたがMF河原淳の活躍などで4試合を経験。日章学園高は選手権でベスト4、それ以上に再挑戦する。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.11 総体準々決勝 山梨学院高 3-2 日章学園高 鈴鹿]

「チャンスでしたけれどね。ここへ来ると簡単には勝たせてくれないですし、色々なタイプの相手とやって、色々なことを体感できた大会でもありますからね。ようはこれをこの先の選手権にどう活かすかだと思います」

 2度のリードを活かせずに無念の逆転負け。初のベスト4進出、それ以上を逃した日章学園高だが、早稲田一男監督は準々決勝を勝ち抜くことの難しさと同時に手応えと今後への期待感を口にしていた。

 仙台育英高(宮城)との初戦は終了間際の同点ゴールで追いつき、PK戦勝利。2回戦で開催地第1代表の三重高を上回り、続く3回戦では東京王者の関東一高を3-0で撃破した。この日も関東の強豪、山梨学院高(山梨)相手にダブルエースのFW鈴木陽介(2年)とMF河原淳(3年)がゴールを決めた。

 また、MF比嘉将貴主将(3年)が巧みなポジショニングで相手の守りをかき回し、平均身長170cmの小さな4バックやGK小原司(3年)が相手の185cmFW安田正太郎(3年)や183cmCB大石悠介(3年)、180FW川野大成(2年)相手に食い下がった。

 2-1からロングボールの対応がわずかに乱れた隙を突かれて2-3に。河原や比嘉を中心にボールを動かし攻めながらもシュートまで持ち込めなかった終盤は、俊足FW平原正規(2年)のスピードを加えて攻めたが、追いつくことができなかった。

 それでも早稲田監督は「ウチもちっこいのが良くやったですよ。コイツらは良く走れると思います。(今回の4試合は)良い経験に繋がりますし、自信に繋がるようなプレーも体感できていると思います」と語った。チームのフィールドプレーヤーで180cm級は80人の部員で1人か2人ほど。高さ対策などの課題はあるが、可能性も十分に印象づけた日章学園はこの経験を活かして選手権でベスト4、それ以上に再挑戦する。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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