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レアル加入のクルトワを古巣ファンは許さず…スタジアム前の記念プレートを汚す

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レアル・マドリーのエンブレムにキスするティボー・クルトワ

 アトレティコ・マドリーのファンは、GKティボー・クルトワレアル・マドリー移籍を裏切り行為だと受け取ったようだ。

 チェルシーからのレンタル移籍でアトレティコに3シーズン在籍したクルトワは、この夏にチェルシーからレアル・マドリーに加入。レアル・マドリーの入団発表では、合計で5回も同クラブのエンブレムにキスをして、「アトレティコでもチェルシーでもエンブレムにキスをしたことはない。レアル・マドリーは子供の頃からの憧れだった」とも話した。

 チェルシーを経由した“禁断の移籍”ではあったが、アトレティコファンはエンブレムへのキスや発言も受けてか、クルトワへの敵意をむき出しにしている。

 アトレティコの本拠地ワンダ・メトロポリターノの前には、同クラブで100試合以上出場した選手たちのプレートが地面に埋め込まれているが、11日のインテルとの親善試合でファンは飲み物やタバコの吸いがらなどでクルトワのプレートを汚す行為に及んだ。最後には警備員が駆けつけて、その行為を止めさせている。

 なおメトロポリターノではこれまでにも直接的な“禁断の移籍”を果たしたウーゴ・サンチェス氏や、レアル・マドリー移籍を目論んだとされる現マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロらのプレートが汚されてきた。反対に同クラブ最大級のレジェンド故ルイス・アラゴネス氏のプレートには、毎試合ろうそくが立てられるなどしている。

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