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サッリ監督はチェルシー白星発進に安堵も…3バックへの対応に課題見つける

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マウリツィオ・サッリ監督は白星発進に安堵

 チェルシーは11日にプレミアリーグ第1節・ハダースフィールド戦に臨み、3-0で開幕白星スタートを収めた。今季からチームを率いるマウリツィオ・サッリ監督は試合内容を振り返り、課題についても言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

 昨季までの3バックではなく、4バックで挑んだ初戦はMFエンゴロ・カンテ、MFジョルジーニョ、FWペドロ・ロドリゲスが得点を挙げて勝利。指揮官は「勝ててうれしいよ。開幕戦で勝ち点を取るのは簡単なことではないからね」と白星スタートに率直な感想を述べる。

 試合内容については前後半に分け、「前半はハードだった。結果だけ見れば順調な試合と思うかもしれないが、開始15分間はフィジカルの強い相手チームの対応に苦労したね。後半は相手に疲れが見え、いくらかやりやすくなった」と振り返った。

 また、相手の布陣に対して困惑していたことも明かし、「相手はプレシーズンのほとんどで4-2-3-1の布陣をひき、4-3-3のシステムを採用したのは1回だけだった。3-5-1-1の想定はしていなかったよ。昨年のナポリだと問題がなかったかもしれないけど、チェルシーでは一緒に練習したのはたったの3日。これでは難しい部分があるよ」と新体制による苦労を語った。

 その点について今試合で課題を見つけており、「守備では改善しなければならない。特に3バックへの対応だね。攻撃ではさらに速くパスを回さないといけない。後半はよくなったが、スペースとボールを保持する時間が増えたからだね」と標榜するパスサッカーへのこだわりを強くみせている。

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