ヴィッセル神戸は13日、ガンバ大阪からFW長沢駿(29)が期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。移籍期間は2019年1月31日まで。同日にFW渡邉千真(32)がG大阪へ完全移籍することも発表されており、“トレード”という形での加入となる。

　長沢は2015年7月に清水からG大阪へ完全移籍し、昨季J1リーグ戦ではキャリア初の二桁となる10得点を記録。今季はルヴァン杯こそ得点ランク首位の7ゴールを挙げていたが、リーグ戦では14試合で1得点にとどまっていた。

　神戸のクラブ公式サイトを通じ、「ヴィッセル神戸のために、自分が持っているものを全て出し、チームのために全力で戦いたいと思います。早く認めてもらえるように結果を出していきたいと思います」と再起を誓っている。

　また、G大阪のクラブ公式サイト上では「チームが難しい状況でこのような決断をしたことは、申し訳なく思っています」と謝罪しつつ、「ガンバの一員としてプレーできて、一緒に戦えたのは僕の誇りです。チームは変わりますが、うっすら『あいつ頑張ってるな』と思って貰えるように頑張ってきます」と意気込みを語った。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW長沢駿
(ながさわ・しゅん)
■生年月日
1988年8月25日(29歳)
■身長/体重
192cm/82kg
■出身地
静岡県
■経歴
清水Jrユース-清水ユース-清水-熊本-清水-京都-清水-松本-清水-G大阪
■代表歴
2005年:U-17日本代表
2006年:U-18日本代表
2007年:U-19日本代表
■出場歴
J1リーグ:104試合27得点
J2リーグ:79試合12得点
J3リーグ:1試合
カップ戦:24試合12得点
天皇杯:20試合6得点
ACL:11試合3得点

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