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元ミラン監督、ガットゥーゾを羨む「クラブは私を守ってくれなかった。彼はラッキー」

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元ミラン指揮官のクリスティアン・ブロッキ氏

 元ミラン指揮官のクリスティアン・ブロッキ氏は、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、古巣のミランについて語った。

 ブロッキ氏はミランの下部組織出身で、トップチームでは合計6年間、プレーした経験を持つ。引退後は、下部組織のアリエービやプリマベーラを指揮。2015-16シーズンには、解任されたシニシャ・ミハイロビッチに代わってトップチームの監督に就任すると、日本代表MF本田圭佑も指導した。だが昨季、同じくプリマベーラから昇格した現指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾと比較し、自身はクラブに守られず、運に恵まれていなかったと語る。

「考えても無駄だ。監督は技術や知識だけの問題ではない。運も必要になる。適切なタイミングで適切な場所にいる必要がある。若い者に限らず、監督は守られるべきだと思う。私のいたときは違った。リーノは運に恵まれた。彼は私にとって弟のような存在であり、嬉しく思う。ミランや代表での経歴を考えれば、彼には相応しい待遇だと思う。ただ私の場合は違ったけど…」

 またミランのレジェンドであるパオロ・マルディーニ氏が今夏、幹部として古巣に復帰したことを喜んだ。

「熱気があって良い。世界レベルの重要な選手や将来性の豊かな選手が加入した。それにパオロ・マルディーニのような不可欠な存在が戻ってきた。非常に大切で重要な人物であり、熱気も増した。彼が戻って来て、喜んでいる。レオナルドと同じく、偉大なプロフェッショナルであり、忠誠なチームメイトだった。彼がまたミランのために働いてくれるは嬉しい」

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