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沖縄出身の山梨学院MF山内「色々なことを学ぶことができた」インハイVに

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沖縄出身の山梨学院高MF山内隆矢は学んだことを今後に活かす。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.13 総体決勝 桐光学園高 1-2(延長)山梨学院高 鈴鹿]

 山梨学院高MF山内隆矢(2年)はインターハイ2試合で先発。東山高との準決勝では立ち上がりから積極的に相手の背後へ飛び出し、右足FKでもチャンスメークした。先発4人を入れ替えたチームに推進力をもたらしていたことは確か。決勝は出場機会を得られなかったものの、優勝したことについては「素直に嬉しい」と喜んでいた。

 同時に「色々な気持ちがあります」と無念さを口にしていた。沖縄の小禄中出身で山梨の強豪で勝負している最中。1年時だった昨年度の選手権で早くもメンバー入りを果たしている期待のアタッカーだが、今回は十分な活躍をすることができなかった。

 優勝チームの一員となったことが、地元・沖縄で新聞記事になっていた。遠く離れた地元からも注目されているMFは、大舞台で結果を残す選手になることを目指す。

「インターハイではあまりチームに貢献することができなかった。これからリーグ戦(プリンスリーグ関東)とか、選手権がある。今大会で足りなかった課題とか色々なことを学ぶことができたので、それを活かしていきたいです」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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