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「プレシーズンの間、何をやっていたんだ?」アーセナルOBが新監督エメリの手腕に疑問

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ウナイ・エメリ監督の手腕に疑問?

 元アーセナルのトニー・アダムス氏は、早くもウナイ・エメリ監督の手腕に疑問を感じているようだ。

 今夏、アーセン・ベンゲル前監督の後任としてアーセナルの指揮を執るエメリ監督。しかし、プレミアリーグデビュー戦となった12日のマンチェスター・シティ戦では、終始圧倒されて0-2と完敗を喫した。

 この結果を受け、アダムス氏はイギリス『トーク・スポーツ』で「以前と同じようなパフォーマンスだった。期待できないし、失望してしまった」と指揮官交代に踏み切ったものの、大きな効果が表れていないと古巣の敗戦を振り返った。

「アーセンはオープンで攻撃的なフットボールをやって来て、私は新指揮官にもこのスタイルを継続し、守備陣を引き締めてほしいと思っていた。この10年間、我々は特にアウェイで多くのゴールを許してきた。それに、彼には新しいGKを起用して、DF陣や守備的MFの選手たちとの連携を深め、クリーンシートを続けてほしいとも思っていた」

「こうなるように懇願してきたが、この試合では見ることができなかった。私が思うに彼の選手選考は間違っていた。チームの3人のベストプレーヤー(アレクサンドル・ラカゼット、シュテファン・リヒトシュタイナー、ルーカス・トレイラ)はベンチで、なぜ彼がそのような決断を下したのか理解できない」

 開幕戦を落としたアーセナルは、18日の次節でチェルシーとの“ビッグロンドンダービー”を迎える。強豪との難しい試合が続く中、アダムス氏はエメリ監督率いるアーセナルは優勝争いに加われるだけのチームではないと一蹴した。

「6週間(プレシーズン)、彼が何をやってきたのか私にはわからない。彼は全選手に出場のチャンスを与え、良い結果を手にした。しかし、プレシーズンに過ぎない。全てのアーセナルファンは彼がタイトル争いへと導いてくれることを願っているが、現段階で我々は大きくかけ離れている」

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