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トーレスが初のフル出場! 権田ビッグセーブ連発の鳥栖、川崎Fの猛攻を耐え抜きスコアレスドロー

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鳥栖加入後初のフル出場を果たしたFWフェルナンド・トーレス

[8.15 J1第22節 川崎F0-0鳥栖 等々力]

 J1リーグは15日、第22節を各地で一斉開催し、共に2連勝中の川崎フロンターレサガン鳥栖が等々力陸上競技場で対戦した。今夏から鳴り物入りで加入したFWフェルナンド・トーレスが初のフル出場を果たした鳥栖が、最後まで川崎Fの猛攻を耐えしのぎ、試合はスコアレスドローで終わった。

 ミッドウィークのナイトゲームだが、お盆休みのこの日は24390人の観衆が集まる大盛況となった。ホームの川崎Fはベンチ入りメンバーを含めて4日前の前節清水戦(○2-1)と同じ18人。対する鳥栖は前節浦和戦(○1-0)で先発したDF吉田豊がメンバー外となり、DF藤田優人が代わりに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりから主導権を握ったのは川崎F。コンパクトな4-4-2のブロックで中央を固めて守る鳥栖に対し、DF登里享平とDFエウシーニョが高い位置を取って押し込むと、ボランチに戻してからのミドルパスやサイドを突破する小気味よいワンツーでPA内に進入する場面を立て続けにつくった。

 川崎Fは前半15分、MF中村憲剛のヒールパスを受けたMF阿部浩之がカットインから狙うも枠外。同16分にはMF大島僚太が右足ミドルシュートを放ったが、相手に当たったボールは大きく外れた。鳥栖は同19分、相手CKからMF権田修一が素早いカウンターを導いたが、エウシーニョがファウルで止めた。

 勢いを強める川崎Fに対し、鳥栖も敵陣で相手をファウルを誘ってゴールに近付く。だが、FW金崎夢生、F・トーレスの2トップはなかなか自由にさせてもらえない。前半27分には川崎Fにチャンス。左からのクロスをMF家長昭博が頭で落とし、FW小林悠がボレーで狙ったが、股下のボールに鋭く反応した権田が止めた。

 川崎Fはさらに前半41分、MF守田英正の縦パスを攻め上がった大島がダイレクトで落とし、抜け出した阿部がループで狙うも、またしても権田がスーパーセーブ。鳥栖は同44分、F・トーレスのポストプレーからMF小野裕二が左PA角で倒されてFKを得ると、原川のキックはGKチョン・ソンリョンが横っ飛びでパンチングした。

 スコアレスで折り返した後半も川崎Fが先にチャンスをつくる。7分、右サイドで高い位置を取った中村が左足シュートで権田を強襲。すると8分には鳥栖に決定機が訪れた。チョン・ソンリョンのキックミスに対し、F・トーレスがヘディングで競り勝って藤田に渡すと、クロスに小野がボレーで合わせたが、ボールは大きく上へと外れた。

 攻勢を強める川崎Fは後半15分、守田のボール奪取から左の阿部に渡り、右足クロスに反応した小林のバックヘッドは惜しくも枠外。同16分、エウシーニョがPA内にフリーで抜けるも、切り返してのシュートはみたび権田が救った。同17分、家長のクロスに小林がオーバーヘッドで合わせたが空振りに終わり、立て続けの猛攻がなかなか実らない。

 後半23分すぎには前半に続き飲水タイムを実施。中4日での高温多湿試合だが、両チームのベンチはなかなか動かず、川崎Fがしばらくペースを握り続けた。同31分、鳥栖がようやく初めての交代。原川に代わってMF高橋義希がピッチに送り出された。川崎Fは同34分、中村のパスからエウシーニョが左足ミドルを狙ったが、権田がしっかりとセーブした。

 川崎Fは後半35分、縦に抜けた小林が相手DFをかわしてシュートしたが、またしても権田がビッグセーブ。同36分には両チームとも一気の交代カードを使用し、川崎Fは中村と阿部を下げてMF齋藤学とMF鈴木雄斗、鳥栖は小野を下げてDF安西和樹を投入した。すると同37分、川崎Fは鈴木が決定的なシュートを狙うも枠を外れた。

 一方的に攻め続ける川崎Fは家長をトップ下に置き、両サイドバックに最前線に近い位置を取らせる攻撃的なフォーメーションを採用。鳥栖はこれに対し、MF高橋秀人をフォアチェック役にして中盤でのボール回しを寸断する。川崎Fは後半42分、齋藤がPA内でボールを受けると、完全にフリーな状態で放った左足シュートは左に外れた。

 川崎Fは後半43分、家長に代えてFW知念慶を起用し、終盤の猛攻に望みをかける。同45分には齋藤の縦パスから知念が右足で狙ったが、終始安定したプレーを見せていた権田が難なくセーブ。同アディショナルタイム4分には、川崎Fがゴール正面20m弱の位置でFKを獲得する。キッカーは大島。鋭いキックで狙ったが、これも権田が立ちはだかり、ここでタイムアップ。耐えがたきに耐えた鳥栖が価値あるスコアレスドローに持ち込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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