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宮本ガンバ、またも“鬼門”の終盤に失点…札幌と痛恨ドローで連勝逃す

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宮本恒靖監督率いるガンバ大阪はまたも終盤に失点

[8.15 J1第22節 G大阪1-1札幌 吹田S]

 J1リーグは15日、第22節を行った。パナソニック スタジアム吹田では、17位のガンバ大阪と5位の北海道コンサドーレ札幌が対戦し、1-1で引き分けた。

 10日にFC東京を2-1で下し、宮本恒靖監督体制で初勝利を飾ったG大阪は、その試合と同じ11人を起用。対する札幌は、FW菅大輝とアジア大会を戦うU-21日本代表に招集されたMF三好康児に代え、DF福森晃斗とFW都倉賢がスタメンに入った。

 札幌が試合を優勢に進めると、前半14分に先制点。ドリブルで中央を突破したMFチャナティップがPA右へ送り、都倉が左足で低い弾道のシュートを放つ。GK東口順昭が弾いたボールにFWジェイが反応したが威力が弱く、GK東口に止められた。

 試合が動いたのは前半18分だった。G大阪はMF遠藤保仁とのワンツーでPA中央へ進入したMF倉田秋がDFキム・ミンテに倒され、PKを獲得。キッカーの倉田がゴール左上に蹴り込み、先制に成功した。

 反撃に出る札幌は前半36分、左サイド深くからMF石川直樹がマイナスに折り返し、チャナティップが左足を振り抜く。決定的なシュートだったが、DFファビオのブロックに阻まれる。39分には、石川が負傷。FW菅大輝との交代を余儀なくされた。

 後半もゴールに迫る回数が多かったのは、1点ビハインドの札幌だった。小柄のチャナティップが個人技で相手を翻弄し、ジェイと都倉が高さおよびフィジカルの強さでG大阪の守備網を突破しようと試みた。

 対するG大阪は後半18分、攻撃参加したファビオがPA内で後ろに落とし、FWアデミウソンが右足でシュートを放つが枠の上。さらに22分には、PA内での動き出しでフリーとなったFW一美和成が巧みなステップでターンし、左足を振り抜いたが枠を捉えきれなかった。

 攻め込みながらも1点が遠い札幌。後半36分、右サイドからのクロスをPA左の都倉がヘッドで落とし、ジェイが体を倒しながら左足ボレー。強烈なシュートだったが、鋭い反応をみせたGK東口に弾き出された。攻撃の手を緩めず、攻め続けるとアディショナルタイム5分だった。右サイドでMF小野伸二のパスを受けたDF進藤亮佑がクロスを供給。これを都倉が打点の高いヘッドで合わせ、土壇場で同点に追いついた。

 試合はそのまま1-1でタイムアップ。追いつかれたG大阪は“勝ち点2”を失った。なお、G大阪は宮本体制でリーグ戦5試合を終えたが、そのうち4試合も後半35分以降に失点している。

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