beacon

C大阪が苦しかったトンネル脱出!杉本の先制弾などで清水下して8戦ぶり白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制点を決めたFW杉本健勇

[8.15 J1第22節 C大阪3-1清水 金鳥スタ]

 J1リーグは15日、第22節を行った。キンチョウスタジアムでは、6位のセレッソ大阪と11位の清水エスパルスが対戦し、C大阪が3-1で勝利。8試合ぶりの白星を飾った。一方の清水は3連敗を喫した。

 7試合白星なし(4分3敗)で勝利から遠ざかっているC大阪は、11日の札幌戦(1-1)と同じ11人を送り込み、約3か月ぶりの勝利を目指した。対する清水は、11日の川崎F戦(1-2)から3人を変更。DF飯田貴敬とMF石毛秀樹、FWクリスランがスタメンに名を連ねた。なお、アジア大会に出場するU-21日本代表に選出されたDF立田悠悟は欠場となっている。

 清水ペースで試合は進んだ。前半10分、中盤でボールを奪ってクリスランとFW北川航也とでボールをつなぎ、最後はクリスランが頭で落としたボールを北川が左足ボレーで狙うも枠を外れる。対するC大阪は14分、右サイドからのクロスをファーサイドのMFオスマルが頭で中央へ落とし、FW杉本健勇が決定的なシュートを放ったが、GK六反勇治のファインセーブに阻まれた。

 前半23分にも清水に決定機。MF金子翔太の右CKからクリスランがヘディングシュート。しかし、これはクロスバーを叩いた。すると、一瞬の隙をつかれて先制を許してしまう。C大阪は37分、右サイドを抜け出したMF清武弘嗣がグラウンダーのクロスを送り、杉本が右足でゴール左へ流し込んで先制点。杉本は11試合ぶりの得点となった。

 だが、清水がすぐさま同点に追いつく。前半40分、自陣ハーフェーライン付近から金子が前線へ浮き球パス。これに反応したクリスランが相手DFに競り勝って抜け出し、左足でGKとの1対1を制した。

 1-1で迎えた後半13分、清水は左サイドからDF松原后がダイレクトでクロスを供給。金子がヘッドで落としたボールを北川が反転して左足を振り抜くが、わずかにゴール右へ外れた。すると、19分にC大阪が勝ち越しに成功。攻撃参加してPA右でボールを受けたDF木本恭生が後方へ落とし、MFソウザが右足アウトでゴール左へ突き刺し、2-1とした。

 さらにC大阪は後半23分、右CKからキッカーのDF丸橋祐介が左足でゴール前に蹴り込み、ニアの木本が頭で合わせる。これをゴール前にいたFW高木俊幸が体で押し込み、3-1。リードを広げた。清水は33分にFWミッチェル・デューク、43分にFW長谷川悠と攻撃的な選手を送り込んだが、最後まで点差を縮めることができなかった。

 試合は3-1でC大阪が勝利。5月20日の第15節・広島戦の白星となり、苦しかったトンネルを脱出した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第22節 スコア速報

TOP