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今夏の加入で定位置つかんだ柏DF高木利弥「攻撃の部分ではもっと特徴を出さないと」

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DF高木利弥(6番)にとって柏加入後初の無失点に

[8.15 J1第22節 FC東京0-1柏 味スタ]

 第21節終了時で暫定14位と結果がふるわない柏レイソル。とりわけ11試合連続失点中の守備の立て直しは急務だった。今夏、千葉から完全移籍で加入してきたDF高木利弥は、柏での出場6試合目にして初の無失点に貢献した。

「ガマンして、チャンスあると思ったので。ちょっと押し込まれすぎた部分もありましたけど、みんなで耐えられたので、ポジティブに考えたいと思います」。左サイドバックとしてフル出場した高木は、手応えを口にした。

 後半32分にMF瀬川祐輔のゴールで柏が先制するまで、FC東京に押し込まれる展開が続いた。後半立ち上がりすぐの時間には、FW永井謙佑に右サイドをえぐられ、クロスを許す。中央に待ち構えていたFWリンスに永井は合わせたが、中央に絞っていた高木がクリアして事なきを得る。

 アタッキングサードに運ぶことさえ困難になっていた後半26分には、機を見たオーバーラップで敵陣に攻め入ると、瀬川のヘディングシュートにつながるピンポイントクロスを供給する。「攻撃の部分ではもっと自分の特徴を出さないといけなかったと思うんですけど、それは次への課題というか、まずは勝てたことがよかったと思います」。25歳の左サイドバックは、勝利を噛み締めつつ今後のタスクを自身に課していた。

(取材・文 奥山典幸)

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