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鎌田大地ら含むフランクフルト戦力外組が7人に…W杯出場のメキシコ代表MFも

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実質戦力外となっているMF鎌田大地

 フランクフルトで実質戦力外となっているMF鎌田大地ら4人のグループに、3人が新たに加わることになった。メキシコ代表MFマルコ・ファビアンもその中に含まれている。

 今月5日にイタリアでのキャンプから戻ってきた元日本代表MF長谷部誠らを含むフランクフルトのチームだが、ドイツに残された鎌田やMFマルク・シュテンデラ、FWブラニミル・フルゴタやネルソン・マンデラ・エムブーホムの4人はそれからもトップの練習に合流することはなかった。アディ・ヒュッター新監督の構想から外れ、新クラブが見つかるまで、“トレーニンググループ2“での練習を続ける状況に置かれている。

 そして15日、その4人にさらにファビアンやフランス人DFシモン・ファレット、U-21ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFマリアン・チャバルの3人が加わることに。ヒュッター監督は15日の会見でこの決断について「ご存知のとおり、我々のスカッドは大きい。とにかく、メンバーの数を減らしていかなければいけない」と語り、チーム練習にあたって23人のメンバー数を理想としていることを説明した。

 メキシコ代表の一員として今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場したファビアンは数日前に臨んだスーパー杯バイエルン戦でもプレーしたばかり。そのため、周辺からは驚きの声もあがったが、オーストリア人指揮官は彼について「今夏に移籍を希望していると伝えられている」と認め、クラブとの契約も最終年に入っている攻撃的MFをトップチームから外す決断を下したという。

 一方、鎌田についてはここまで移籍話が報じられていない。地元紙『ビースバーデナー・ターグブラット』では、フランクフルトとは2021年までの契約を残す同選手は「ブンデスリーガでたったの3試合にしか出場していないため、ドイツではその存在すらほとんど知られていない」と伝えられ、「カマダは売れ残りに?」とこの先も獲得を目指すクラブが現れない可能性が指摘されている。

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