韓国代表の新監督にパウロ・ベント氏(49)が就任するようだ。韓国『スポーツ・ソウル』など複数メディアが報じている。

　2014年ブラジルW杯後からウリ・シュティーリケ氏が指揮を執った韓国は、ロシアW杯アジア最終予選で苦戦が続き、昨年6月にシュティーリケ氏を解任。後任のシン・テヨン前監督のもと9大会連続9度目のW杯出場を決めた。しかし、本大会のグループリーグでは前王者ドイツ代表に勝利したものの、1勝2敗の3位で敗退。シン・テヨン氏を解任した。

　後任候補として、ルイス・フェリペ・スコラーリ氏や元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏らの名前が挙がっていたが、ベント氏で内定したようだ。来月7日に行われるコスタリカとの国際親善試合から指揮を執る。

　ベント氏は2004年に現役引退した後、スポルティング・リスボンの下部組織で監督に就任すると、その後、同クラブのトップチームやポルトガル代表、クルゼイロ(ブラジル)、オリンピアコス(ギリシャ)を指揮。昨年12月から重慶当代力帆(中国)の監督を務めていたが、成績不振により今年7月に解任されていた。

　同紙によると、明日17日の午前10時に記者会見が行われる模様。大韓サッカー協会の関係者は、「記者会見まで監督選任に関する言及はしない」としている。

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