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新潟しんどい5連敗…マテウス&茨田弾で大宮は暫定5位に浮上

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MFマテウスが今季9点目

[8.18 J2第29節 大宮2-1新潟 NACK]

 J2リーグは18日、各地で第29節を行い、大宮アルディージャはホームでアルビレックス新潟と対戦し、2-1で競り勝った。大宮は今季2度目の連勝で勝ち点を「47」に伸ばし、昇格プレーオフ圏内の暫定5位に浮上した。

 序盤は新潟が攻め込んだが、ファーストシュートで大宮が試合を動かした。前半18分、FW富山貴光がDF{ソン・ジュフン}}に倒され、PA右手前の位置でFKを獲得。キッカーのMFマテウスが左足を振り抜くと、強烈な無回転シュートがゴール右上に突き刺さった。

 先制に成功した大宮は流れを引き寄せ、前半21分、FW大前元紀が果敢にロングシュート。24分にはDF河面旺成が左後方からアーリークロスを入れ、ニアサイドの大前がヘッドで叩いたが、わずかに枠をとらえられなかった。

 後半3分、マテウスが左サイドを縦に仕掛け、ゴールライン際から折り返し、走り込んだ大前が右足シュート。決定的な形だったが、GK大谷幸輝が至近距離でセーブ。新潟も押し返し、後半16分にはロングスローからFW渡邉新太がボレーで狙ったがこれは枠を外れ、次の1点を奪ったのも大宮だった。

 後半27分、マテウスに代えてMF嶋田慎太郎を投入すると、この采配が的中。嶋田が右サイド深い位置からクロスを供給し、ファーサイドのMF茨田陽生がヘッドで押し込み、勝利を決定付けた。

 新潟は最後の反撃に出る。後半アディショナルタイム3分、DF渡邊泰基のパスをMF梶山陽平が巧みにキープして落とし、渡邉新が右足シュートを突き刺した。土壇場で1点差に詰め寄ったが反撃もここまで。1-2で敗れた新潟は5連敗を喫した。

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