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ユーベがギリギリ逆転で開幕戦勝利!セリエA初挑戦のC・ロナウドはフル出場

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ユベントスは開幕戦を勝利を飾った

[8.18 セリエA第1節 キエーボ2-3ユベントス]

 セリエAは18日、第1節1日目を行った。ユベントスは敵地でキエーボと対戦し、3ー2で勝利。レアル・マドリーから加入したFWクリスティアーノ・ロナウドが開幕戦からフル出場した。

 昨季にセリエA史上初となる7連覇を達成したユベントス。守護神・GKジャンルイジ・ブッフォンがパリSGに移籍し、新たなスーパースターであるC・ロナウドが加入した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は圧倒的なストライカーを生かすべく、4-2-3-1の布陣を選択している。

 GKボイチェフ・シュチェスニー、DFアレックス・サンドロ、DFジョルジョ・キエッリーニ、DFレオナルド・ボヌッチ、DFジョアン・カンセロらが守備につき、中盤はミラレム・ピャニッチ、MFサミ・ケディラがボランチの位置に入る。左のサイドハーフにMFドウグラス・コスタ、右にMFフアン・クアドラードを置き、トップ下にFWパウロ・ディバラ、CFにC・ロナウドが起用された。

 7連覇中の王者が前半3分に得点を挙げる。右サイドからのピャニッチのFKをファーサイドのキエッリーニが頭で落とし、最後はケディラが豪快な左足シュートでゴールネットを揺らした。しかしその後は追加点を奪えず。キエーボは同38分、MFエマヌエレ・ジャッケリーニのクロスをFWマリウシュ・ステピンスキが頭で合わせて1-1の同点とした。

 ユベントスは後半3分、C・ロナウドがPA外から鋭い右足シュートを放つが相手GKにはじかれる。するとキエーボが同9分に反撃。ジャッケリーニがPA左に進入すると、カンセロに体を当てられて倒され、PKを獲得する。同11分にはジャッケリーニがPKをゴール左に沈め、2-1と逆転に成功した。

 ユベントスは後半11分、クアドラードに代えてMFフェデリコ・ベルナルデスキを投入し、同19分にはD・コスタに代えてFWマリオ・マンジュキッチを出場させる。この采配は同30分に功を奏し、ベルナルデスキの右CKが相手のオウンゴールを誘発。2-2の同点にして試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗る王者が後半42分にゴールに迫る。A・サンドロが左サイドを突破してクロス。C・ロナウドに当たって天高くボールが上がると、最後はマンジュキッチがヘディングシュートで押し込んだ。相手のブロックも、主審はゴールラインを割ったと判断してユベントスの得点を一時的に認めたが、直後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を使用。C・ロナウドがハンドをしていたと判定し、結局ノーゴールとなった。

 しかしユベントスは諦めない。後半アディショナルタイム3分過ぎ、再びA・サンドロがPA左に進入してグラウンダーのクロスを上げ、最後はベルナルデスキが右足で押し込み、正真正銘の逆転弾を決め切った。そのまま試合は終了し、ユベントスが3-2で勝利。王者の意地をみせ、開幕戦を白星で飾った。

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