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右足切断の危機を乗り越え…カソルラが“668日ぶり”に公式戦復帰

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サンティ・カソルラが668日ぶりに公式戦出場

 今夏7年ぶりにビジャレアルに復帰を果たしたMFサンティ・カソルラ(33)が、ついに公式戦のピッチに戻ってきた。

 2003-04シーズンにビジャレアルでトップデビューを果たしたカソルラは、主軸を担うまでに成長を遂げ、レクレアティーボやマラガを経て、2012年夏にアーセナルに移籍。中盤のリンクマンとして欠かせない選手となった。

 しかし、2016年10月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ第3節ルドゴレツ戦で右足のアキレス腱を負傷。当初は数週間での復帰が見込まれていたが、患部の一部がウィルスに感染し、一時は切断の危機に陥った。医師からは「歩けるだけでも神に感謝するほど」と宣告されたほどだった。

 それでも諦めなかったカソルラは、皮膚の移植など2年間で約10回の手術を乗り越え、今年4月に1年半振りにトレーニングを再開。アーセナルとの契約が満了となった今年6月にビジャレアルに復帰していた。

 そして、18日にホームで行われたリーガ・エスパニョーラ開幕節ソシエダ戦に先発起用されたカソルラ。これはデータサイト『オプタ』によれば、実に668日ぶりの公式戦出場となったようだ。カソルラは後半28分までプレーし、チームは1-2で逆転負けを喫したが、彼にとっては大きな一歩となった。

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