beacon

19歳にこれ以上の環境はない!「一番いい立ち位置にいる」高卒ルーキー郷家がJ1初弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

郷家のJ1初ゴールでダメを押した

[8.19 J1第23節 湘南0-2神戸 BMWス]

 19歳にしてワールドクラスの選手とプレーできる環境は、世界中を見渡してもそうはない。青森山田高から今季よりヴィッセル神戸に加入したMF郷家友太が、J1初ゴールを決めた。

 1点リードの後半31分、FWルーカス・ポドスルキのシュートのこぼれ球にいち早く反応。冷静に蹴り込んで勝利を決定づける得点を奪った。

 ルヴァン杯ではすでに得点を決めていたが、J1リーグ戦では16試合目にして初ゴール。「今まで溜まっていた部分が出て、爆発したかなと思います」と喜びを語った。

 6試合ぶりのベンチスタートに燃えていた。MFアンドレス・イニエスタの加入で注目を集める神戸にあって、郷家も後半戦からレギュラーの座を掴んでいた。しかしこの日は6試合ぶりにスタメンを外れていた。

 だが出番は、FW古橋亨梧が右膝を痛めたために後半開始からやってきた。「結果を残さないといけないなと思った」。集中して試合に入った結果、得点という最高の答えを出した。

「ほかの若手選手よりも一番いい立ち位置にいる。だからいろいろ出来る選手になりたい。怪我人が出たり調子を落とす選手が出ても自分が穴を埋められるような選手になりたい」。世界有数の環境が、日本期待の19歳の才能を開花させる。

(取材・文 児玉幸洋)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

TOP