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[SBSカップ] “飛び級”でのU-19代表入りなるか?今季カズと2トップ組んだ17歳FW斉藤が身体差補う巧さとスピード発揮

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怪我明けでSBSカップ初出場のU-18日本代表FW斉藤光毅(横浜FCユース)は存在感ある動き

[8.19 SBSカップ第3節 U-18日本代表 1-2 U-18パラグアイ代表 草薙陸]

 10月開幕のAFC U-19選手権(19年U-20ワールドカップアジア最終予選)へ向けたU-19日本代表のメンバー争いが佳境を迎えている。6月にロシア遠征を行ったメンバー23人が中心となる模様だが、SBSカップに出場したU-18日本代表の奮闘もあり、影山雅永監督にとっては「嬉しい悩み」に。今月下旬に発表される9月のU-19日本代表海外遠征メンバーにU-18代表から誰が食い込んでいくかも注目だ。

 SBSカップではMF福岡慎平(京都U-18)やDF菅原由勢(名古屋U-18)ら昨年のU-17ワールドカップで世界を経験している選手たちがチームを引っ張っていたが、この日は怪我明けで初出場のFW斉藤光毅(横浜FCユース)も存在感ある動き。今年7月、横浜FCのJ2岐阜戦でトップチームデビューし、51歳の元日本代表FW三浦知良と2トップを組んだことでも話題となったFWは、持ち味のキレのある抜け出しと仕掛けでU-18パラグアイ代表を苦しめた。

「1、2試合目出れなくて悔しかったのでそこでやってやるという気持ちでした。裏に抜けること、仕掛けることも意識したんですけれども、それが上手くできたので良かったです」と斉藤。ゴールを奪うことこそできなかったものの、中央、サイドからのドリブル突破や味方とのコンビネーションで相手DFを攻略してみせた。

 球際激しいパラグアイとの戦いで、本人はフィジカル面や身体の当て方での課題も口にしていた。だが、影山監督は「日本人は身体小さくてフィジカルが……という言われ方を良くしますけれども、あの身体でも屈強なDFを抑えて自分のボールを扱うスペースを作って、相手から遠い足でボールをキープすれば全然関係なくキープできるんだぞ、ということを世に示す良い“サンプル”だと思います」と、身体の使い方でフィジカル面の不利をほぼ埋めていたFWを賞賛。1歳年上のFW宮代大聖(川崎F U-18)とのコンビネーションも評価していた。

 斉藤は昨年、U-16日本代表のエースストライカーとして活躍するなどアピールし、U-17ワールドカップ日本代表メンバー入り。だが、大会直前に負った鎖骨骨折の影響で出場辞退を余儀なくされた。それだけに、日本代表、世界への思いの強さについて問うと、「間違いないです」とコメント。17歳の注目FWが持ち味の仕掛けやスピード、身体の使い方の巧さも活かして“飛び級”でのU-19日本代表入り、アジアでの活躍を狙う。

(取材・文 吉田太郎)
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