ニースは20日、イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(28)が残留することを発表した。

　バロテッリは5月に「今季がニースでの最後のシーズンになるだろう。仮にフランスでの最高のシーズンになったとしてもね」と、昨季限りの退団を明言。イタリア復帰やマルセイユなど複数クラブが獲得に関心を示していた。

　また、パトリック・ビエラ監督も開幕節ランス戦の終了後に「彼がここに残留することはないだろう。ここを去りたいと言っている選手をつなぎ止める理由はないので、彼の移籍を後押しするよ」と語っていた。

　しかし、ニースは20日に公式声明を発表。「慎重に検討した結果、決定は下された。マリオ・バロテッリはニースに残留することを決めた。彼はここで3シーズン目を過ごしたいという希望を我々に伝え、20日夜に当事者の全会一致でこの希望が支持された」と伝えた。

　これまでインテルやマンチェスター・シティ、ミラン、リバプールとビッグクラブを渡り歩きながらも、ピッチ内外で様々なトラブルに見舞われたバロテッリ。2016年夏にニースに加入し、ここまで公式戦66試合で43ゴールを記録し、復活を遂げ、今年6月には4年ぶりにイタリア代表に招集された。

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