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マンチェスターの両指揮官が論戦…? シティのドキュメンタリー映画をめぐって

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マンチェスターをホームとする両指揮官

 2017-18シーズンのプレミアリーグを圧倒的な強さで駆け抜けたマンチェスター・シティのドキュメンタリー映画『All or Nothing』が今月17日、英語圏を中心にリリースされている。これについて、マンチェスターをホームタウンとするビッグクラブの両指揮官が論戦を繰り広げている。

 各50分間ずつの8エピソードで構成される『All or Nothing』はアマゾン・プライムで上映中。日本国内版で見られるのはまだ先になりそうだが、稀代のジョゼップ・グアルディオラ監督の裏側が見られるという触れ込みで、広く人気を博している。

 だが、これにマンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督が噛みついた。「ファンタスティックな映画をつくるのは良いと思うが、他者に敬意を払う必要があるだろう。なにも無礼になる必要はない」。テレビインタビューでこの映画について問われた際、そのように言ってのけたと『BBC』が報じている。

 さらにはマンチェスター・Cが行っていた大型補強が番組内でフォーカスされていたというのを聞きつけて、「映画を見たわけではないね。しかし、君たちは金満クラブで、世界中からトッププレーヤーを買うことができるとしても、“格式”を買うことはできない」と金策を揶揄している。

 これに対し、グアルディオラ監督は猛反発している。「無礼だという言葉には同意できない。あくまでも昨季の映画だ」。そう述べた当事者は「クラブを育てていきたいし、タイトルを獲得したい。われわれのファンがロッカールームで起こっていることを見るために撮ったんだ」と指摘。「ある人は好きと言うだろうし、ある人はそうじゃないと言うだろう」と理解を求めた。

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