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PK戦でFC東京の“駆け引き”に困惑? 殊勲の山形GK児玉「どないしようかと…」

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PKストップで勝利を導いた山形GK児玉剛

[8.22 天皇杯4回戦 山形 1-1(PK7-6) FC東京 NDスタ]

 モンテディオ山形(J2)は22日、天皇杯4回戦でホームにFC東京(J1)を迎え、PK戦の末に勝利を飾った。殊勲のPKストップでチームをベスト8に導いたGK児玉剛は、試合後のインタビューで「どないしようかと思った」とPK戦での“駆け引き”について振り返っている。

 今大会から採用されたABBA方式で行われたPK戦。FC東京は1人目のキッカーを務めたDF森重真人を除き、7人目まで全員がゴール左にシュートを放った。6人目まで1度も止められずにいた児玉だったが、7人目のFW富樫敬真のシュートを見事に読んで両手でストップ。4年ぶりのベスト8進出をもたらすファインセーブとなった。

 試合後、ゴール左への立て続けのシュートに「どないしようかと思った」と明かした児玉だが、「(最後に)駆け引きで勝てて良かったです」と狙い通りのシュートストップを喜んだ。

「相手はカテゴリーが1つ上で、絶対食ってやるという気持ちでみんな準備をしてきたので、PK戦でしたけど勝てて良かったです」

 天皇杯の躍進とともに4年ぶりのJ1昇格を目指すチームは、現在J2リーグ戦で暫定11位に位置している。児玉は「リーグ戦ではまだまだ僕たちが目指している場所にはいないので、もっともっと上に行きたいですし、天皇杯ももちろんチャンピオンを狙っているので、この調子で勝っていきたいです」と今後に視線を向けた。

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