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「お前の力が必要だ」 指揮官に“説き伏せられた”仙台FW、期待どおりのゴラッソ2発

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2得点を挙げたベガルタ仙台FW石原直樹

[8.22 天皇杯4回戦 横浜FM2-3仙台 ニッパツ]

 「勝ちに行くからお前の力が必要だ」――。指揮官にそうやって“説き伏せられた”というベガルタ仙台FW石原直樹は天皇杯4回戦、2ゴールという結果で期待に応えてみせた。渡邉晋監督も「狙いどおり」と笑みを見せた。

 ここまでJ1リーグ戦全23試合に出場し、そのうち20試合はスタメン。不動のレギュラーといっても過言ではないシーズンを過ごしている33歳だが、第23節のG大阪戦では今季最も短い6分間のみの出場に終わった。

「リーグ戦でもスコアこそ多くないですが、彼がもたらしてくれる役割はものすごく大きく、それでもリーグ戦で外す決断をした。それは彼にも了承してもらい、天皇杯はやはり勝ちに行くから、お前の力が必要だと説き伏せて、今日に臨んだ」(渡邉監督)。

 そんな絶大な信頼を置かれている背番号11は前半16分、さっそく結果を出した。DF大岩一貴からのロングボールに抜け出し、相手GKの動きを見ながら冷静なダイレクトシュート。「ああいう形で出してくれと試合前に伝えていた」(石原)。これが華麗にゴールに吸い込まれ、大きな先制点が入った。

 さらに後半9分、それまで2度にわたって追い付かれ、劣勢を強いられ始めた時間帯だったが、今度はMF古林将太のクロスを豪快なボレーシュートで叩き込んだ。チームを勇気づけたこの勝ち越し弾はそのまま決勝点に。「初めからこういった展開になるのは分かっていたので、結果を出すことができてよかった」と思いどおりの一撃だったようだ。

 これでチームは公式戦4連勝。カップ戦でも好調を維持し、リーグ戦に戻ることができる。「紙一重のところだと思うが、厳しいゲームの中で失敗を繰り返しながら学んできたものもあって、いまこういう形で来ている。連勝して良い流れで来ているので、勝ち点3を取って5連戦を終わらせたい」と3日後に迫る好調の川崎F戦に向けて意気込みを口にした。

(取材・文 竹内達也)
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