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市立船橋、「公立初」の期待に応えるプレー・結果を

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市立船橋高の選手たちがマイナビ本社を訪問

「高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ」に在籍する公立校サッカー部として初となるスポンサー契約を締結した市立船橋高サッカー部(千葉)と株式会社マイナビが23日、都内のマイナビ本社でユニフォームスポンサー締結発表会を行った。

 市立船橋からは主将のMF岡井駿典(3年)といずれも副主将のGK田中悠也(3年)とU-18日本代表CB岸本駿朔(3年)、そして朝岡隆蔵監督、同校サッカー部後援会長の曽我明哲氏、同副会長の村田貴顕氏が出席。マイナビの中川信行代表取締役社長や担当者たちから激励を受けた。

 市立船橋サッカー部は公立校として唯一、高校年代最高峰のリーグ戦である「高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ」に参戦中。今回の試みはアマチュアスポーツの発展、保護者の負担軽減、新しい公立校の形を示すことなどを目的に、時間をかけて準備され、日本サッカー協会の承認を受けてスタートする。

 この日披露された胸に「マイナビ」の文字の入ったユニフォームは、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018EASTで採用。26日のアウェー・富山一高(富山)戦から選手たちは袖を通す。緊張した面持ちでマイナビの担当者たちと会談した3選手は、意気込み新たに。岡井は「期待してくれているというのは凄く感じたし、これから自分たちがやっていかないといけないと強く感じました」と語った。

 インターハイは初戦で優勝校の山梨学院高(山梨)に0-1で敗戦。悔しい夏を過ごした名門は、サポートも力に私立高やJクラブユースに挑戦する。田中は「インターハイ初戦敗退して、市船というチームはやっぱり初戦敗退じゃいけないと改めて思ったので、これからもっと冬に向けて頑張っていきたい」とコメント。そして、岸本は「本当に期待してくれていると思ったので、リーグ戦も、選手権も結果を残していきたい」と宣言した。周囲の支えに感謝しながら、それぞれが責任感を持ってプレーし、夢を叶える。

(取材・文 吉田太郎)
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