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G・フュルト指揮官、新加入の井手口陽介に期待「クリーンなパスを通すMF」

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指揮官は井手口陽介に期待

 ブンデスリーガ2部、グロイター・フュルトに加わったMF井手口陽介について、ダミル・ブリッチ監督が言及している。

 23日、パターボルン戦に向けた会見でブリッチ監督は井手口をなぜ獲得したのか問われ、次のように答えている。

「高いポテンシャルを感じたから、チームに迎え入れた。彼は21歳(8月23日に22歳になったばかり)にして日本のフル代表に選ばれていたし、良いパフォーマンスを出すことで、まだまだ代表でプレーし続けるだろう」

 ブリッチ監督は「ここにはジュリアン・グリーン(アメリカ代表)もいるからね。グリーンのように、ここで見せたパフォーマンスによって代表に復帰した選手がいるし、選手たちにとっても自身の価値を高めるにはいい環境だと思う」と続け、代表復帰を目指す井手口に期待を寄せた。

「彼はアグレッシブにボールを奪いに行くと同時に、正確でクリーンなパスを通すMFだ。とても優れた右足を持ち、クロスやゴールに直結するラストパス、そしてCKまでもうまい」

「今後は通訳を介して彼とたくさん話すことになる。しかしほかの若い選手と同様、彼にも十分な時間を与えなければならないね。代表だったときのプレーを再び見せるようになるために時間を与えるつもりだ」

 また、ブンデスリーガ2部第3節、パダーボルン戦が25日に控えているが、指揮官ブリッチは井手口の起用について「考えられる」と示唆。今週末にも井手口がドイツで公式戦初出場する可能性がありそうだ。

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