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「拾って食べた」“韓国のメッシ”への発言で物議…同国キャスターが謝罪

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イラン戦で追加点を挙げた韓国FWイ・スンウ

 韓国『文化放送(MBC)』のキャスターを務めるキム・ジョングン氏が、アジア大会決勝トーナメント1回戦のU-23韓国代表対U-23イラン代表での“韓国のメッシ”ことFWイ・スンウ(ベローナ)に関する発言について謝罪した。同国メディアが伝えている。

 韓国は23日、アジア大会決勝トーナメント1回戦でイランと対戦。前半40分にFWファン・ウィジョ(G大阪)が先制点を挙げると、後半10分には相手のクリアミスを突いたイ・スンウがカットインから右足のシュートを突き刺し、2-0の勝利を収めた。

 韓国『朝鮮日報』によると、キム・ジョングン氏は相手のミスから得た2点目の直後、「イ・スンウの気の利いたゴール。このようなことを我々は『拾って食べた』と表現してもいいでしょうか」と発言したという。

 これに対し、解説者を務めた元韓国代表FWのアン・ジョンファン氏は「拾って食べたのではない。うまいプレーだ」と訂正。同じく解説者のソ・ヒョンウク氏も「調理して食べたのだ」と続けた。

 状況はその場で収拾したというが、この発言が韓国で物議を醸していたようだ。韓国『中央日報』によれば、キム・ジョングン氏は試合翌日にMBCを通じて「状況を分かりやすく説明しようとしたが、思わぬミスをしてしまった。素晴らしいゴールを決めたイ・スンウ選手に申し訳ない」と謝罪したという。

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