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「廊下で驚くべき瞬間」大会公式が決勝後のヤングなでしこ&スペイン選手を称賛

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熱戦を繰り広げたヤングなでしことスペイン

 U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)は24日、U-20女子ワールドカップ決勝でU-20スペイン女子代表に3-1で勝利し、6度目の挑戦で初優勝を飾った。大会公式ツイッター(@FIFAWWC)は試合後、「驚くべき瞬間」としてヤングなでしことスペインの選手の写真を投稿している。

 9日のグループリーグ第2節ではスペインに0-1の敗戦を喫していたヤングなでしこ。リベンジを期した決勝では前半38分にMF宮澤ひなたのミドルシュートで先制すると、後半12分にFW宝田沙織が追加点をマークする。同20分にはMF長野風花のゴールで突き放し、同26分に1点を返されたが、3-1で勝利。2011年の女子W杯、14年のU-17女子W杯を含め、世界で初めてFIFA主催女子世界大会の3世代制覇を果たした。

 試合後にはヤングなでしこの選手がスペインの選手を慰める場面が見られたが、会場の廊下でも感動的なシーンが生まれていたようだ。大会公式ツイッターは「決勝後のスタジアムの廊下で驚くべき瞬間」と題し、2枚の写真を投稿。1枚目は両チームの選手が並んで肩を組み、2枚目では8番のMF福田ゆいと15番のFWカンデラ・アンドゥハルが互いのユニフォームを交換する様子が収められている。

 ヤングなでしこは準々決勝のドイツ戦(3-1)や準決勝のイングランド戦(2-0)でも試合後に涙を流す相手選手を励ましたり、相手サポーターにお辞儀する姿が大会公式から称賛されていた。受賞したフェアプレー賞にふさわしい振る舞いを最後まで見せ、大会を締めくくったようだ。

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