beacon

京都、土壇場で4連勝逃す…38歳ベテランDFが移籍後初ゴールも甲府が土壇場PK弾

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.25 J2第30節 京都1-1甲府 西京極]

 J2リーグは25日、第30節を行い、京都サンガF.C.はホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-1で引き分けた。前節で最下位を脱出した京都はDF増川隆洋のゴールで先制したが、後半アディショナルタイムに失点し、土壇場で4連勝を逃した。

 前半は甲府が主導権を握り、前半24分にFW曽根田穣、36分にはMFフェフージンが右足でミドルシュート。37分にはFW堀米勇輝が左足で右CKを蹴り込むと、ニアサイドのDF小出悠太がヘッドで叩いたが、18歳GK若原智哉がセーブ。絶好のチャンスを逸し、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がりは京都が攻め込み、後半1分、右後方からDF石櫃洋祐が右足でアーリークロスを入れ、ゴール前で小出に競り勝ったDF田中マルクス闘莉王がヘディングシュート。後半7分には高い位置でボールを奪取した闘莉王が左サイドを縦に仕掛けて落とし、MFジュニーニョがクロス。ファーサイドのFWレンゾ・ロペスがヘッドで叩いたが、いずれも枠を外れた。

 互いに交代枠を使い、後半12分、京都は仙頭に代えて早稲田大4年のDF冨田康平を投入。甲府も後半14分、堀米を下げてFW小塚和季を投入すると、後半19分、ドリブルでPA内に持ち込んだ小塚が精度の高いクロスを入れ、フリーのフェフージンがヘッドで合わせたが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 京都は続々と交代カードを切り、後半16分に闘莉王を下げてFWカイオを投入し、2トップの一角に入ったカイオが個人技からチャンスを演出。迎えた後半29分、MF庄司悦大が右足で左CKを蹴り込むと、DFエデル・リマに当たって抜けたこぼれ球を増川が左足で押し込んだ。

 今季、札幌から京都に加入した38歳のベテランが移籍後初ゴール。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム6分に小塚が冨田に倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーはFW金園英学。右足で蹴り込んだシュートはゴール左上に突き刺さり、試合終了のホイッスル。土壇場で甲府が試合を振り出しに戻し、1-1の引き分けに終わった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J2]第30節1日目 スコア速報

TOP